獅子狛
現代の人間を描写したいと思った時、私は人を描くのではなく犬を描こうと決めた。人の歴史と同じだけ犬の歴史がある。
そして犬の体型や習性の様変わりを追うと、人のそれよりもより顕著に変化していると感じた。
一方、作品の中で依り代となる獅子狛も、ライオン(インド)にはじまり獅子(中国)となり、朝鮮半島を経て、日本においてはとうとう犬になってしまった。
先祖が生んだ狛犬と、現代人が造った愛玩犬。これらのねじれを縒り集め、現代に適応した獅子狛を描く。
現代の人間を描写したいと思った時、私は人を描くのではなく犬を描こうと決めた。人の歴史と同じだけ犬の歴史がある。
そして犬の体型や習性の様変わりを追うと、人のそれよりもより顕著に変化していると感じた。
一方、作品の中で依り代となる獅子狛も、ライオン(インド)にはじまり獅子(中国)となり、朝鮮半島を経て、日本においてはとうとう犬になってしまった。
先祖が生んだ狛犬と、現代人が造った愛玩犬。これらのねじれを縒り集め、現代に適応した獅子狛を描く。
910 × 1300mm / 和紙 水彩 墨 / 2009
310 × 310mm / 和紙 水彩 墨 / 2009
310 × 310mm / 和紙 水彩 墨 / 2009
420 × 594mm / 厚美濃紙 水彩 墨 / 2009
750 × 1000mm / 白木 ジェッソ 水彩 墨 / 2011